BLOGブログ

「股関節が硬いのはなぜ?」ストレッチで柔らかくするメリット・方法を紹介!

テレワークの機会が増えてきた昨今「最近、妙に体が硬くなってきた気がする。」

と感じている人は多いのではないでしょうか。その原因は股関節が硬くなってしまったことからかもしれません。

股関節は意識せず放っておくとあっという間に硬くなってしまいます。硬くなると体の動きが悪くなることはもちろん、さまざまな体の不調につながります。

今回は、股関節の役割を改めて見つめ直し、硬くなることで現れる症状、自宅で改善していくためのストレッチ法についてお伝えします。

デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けている人、最近体が硬くなってきた気がする、という人はぜひご覧ください。

そもそも、股関節の役割とは?

股関節は脚の付け根部分にあり、上半身と下半身をつなぐ役目をもつ重要な関節です。人間の体の中で一番大きな関節構造で、体重を支える上でも欠かせない関節になっています。


体重を支えながら、体を曲げたり広げたり、回転させたりといったさまざまな動きを生み出すのも股関節です。また、立つ、歩く、走る、座るといったような日常のなにげない動作をスムーズに行っているのも柔軟な股関節のおかげです。


そんな日常生活の負担を支えている大切な股関節ですが、年齢を重ねるごとに柔軟性が薄れ、可動域が狭まってしまいます。さらに、年齢だけではなく姿勢や骨盤の歪みなどが原因で硬くなってしまうことも。


それでは、股関節が硬くなる原因についてもう少し詳しく見ていきましょう。

股関節が硬くなる原因

股関節の柔軟性・硬さは可動域と密接な関係。可動域は加齢よりも、普段どれだけ動かしているかが大きく影響します。


もちろん、毎日運動やストレッチを行っている人の方が可動域は広く柔らかくなり、運動不足な人は可動域が狭く、硬くなるのです。


硬くなる原因をまとめると以下が挙げられます。


・加齢

・運動不足

・姿勢

・長時間のデスクワーク、立ち仕事

・骨盤の歪み

股関節が硬くなると現れる症状

股関節が硬くなると体にさまざまな影響を及ぼします。


・血行不良

股関節が硬くなることにより血流が悪くなります。そのため、むくみや冷え性、肩こりや腰痛などの原因になります。


・下半身の筋力低下

股関節が硬くなると下半身の可動域が狭くなり、歩幅が減少することも。歩幅が減少すると、下半身の筋力が低下してしまい、体のバランスが悪くなってしまいます。


・痩せにくい体になる

股関節を動かさないと、周りの筋肉も動いていない状態になるので、基礎代謝が下がってしまいます。代謝が下がると脂肪が燃えにくく、なかなか痩せにくい体となる可能性があります。


・運動時の怪我リスクが高くなる

股関節が硬くなると可動域が狭くなるので、歩行幅の減少だけではなく、単純に脚が上げにくくなります。久々に運動をするときなど、以前は当たり前にできていた運動が上手くできず、怪我につながる可能性もあるでしょう。

股関節をストレッチで柔らかくするメリット

ストレッチは硬くなってしまった股関節にも、硬くなる前の予防としても効果的です。柔軟性を上げ、可動域を広くすることでさまざまなメリットをもたらしてくれるのです。


・日常生活で感じる痛みの改善

股関節の柔軟性を上げることで、立ち上がる時や歩く時、階段の上り下りなど日常の動作に痛みを感じる人の改善に効果的です。日常の動作に違和感を感じることなく、怪我のリスクも下がるでしょう。


・むくみ、冷え性の改善

ストレッチによって、血行が良くなり全身の細胞に酸素や栄養が運ばれやすくなるので、冷え性の改善に効果的です。また、老廃物の排出も行いやすくなるのでむくみの改善にも期待できます。


・スタイルが良い体型の維持

股関節の動きがスムーズになれば下半身の筋肉バランスも良くなります。特に、「O脚」や「X脚」などに悩んでいる人はストレッチが効果的です。美しいスタイルを保つために欠かせないものと言えるでしょう。

いつでも簡単に行えるストレッチ法を紹介

それでは、自宅でいつでも行える簡単なストレッチ方法を見ていきましょう。

もちろん、すべて行う必要はなく、自分が行いやすいものからはじめていけば大丈夫です。

股関節の動きをスムーズにするストレッチ

まずは、固まりやすい股関節の動きをスムーズにしていくストレッチを紹介します。


1.壁の近くで横向きに立ち、片手を壁に添える

2.脚を肩幅程度に開き、壁から遠い方の脚を浮かして揺らす

3.付け根がほぐれてきたら浮かした状態のまま地面に向かってける動作をする

4.10回ほど繰り返したら反対の脚も同様に行う


行う際は、なるべく筋肉を大きく揺らすイメージで行いましょう

座ったまま行えるストレッチ

座ったままで、日常の些細な動きをスムーズに行えるようになるストレッチの紹介をします。


・あぐらの姿勢で、両方の足裏をくっつける

・足の先を両手で掴み、体の方にぐっと寄せる

・肘を使ってヒザを床へ押し付ける

・体勢を20秒程キープする


最初のうちはヒザが床につかなくても大丈夫です。少しづつ慣らしていき、楽に床につけることを目指していきましょう。

四つん這いストレッチ

四つん這いの姿勢で行うストレッチの紹介をします。


1.両肘、両ヒザを床につけて四つん這いの体勢を取る

2.両ヒザを開いていき、両かかとも地面につける

3.両肘で体を支えつつ、ゆっくりと床へ下ろしていく


ポイントとしては、体を下ろしきった際にヒザから頭までまっすぐになった状態をイメージして行うと良いでしょう。

そもそもストレッチが辛い人は骨盤矯正を組み合わせてみよう

今回は、股関節が硬くなる原因や症状、ストレッチのメリット、効果について解説しました。股関節は上半身と下半身をつなぎ、支える重要な役割がある関節です。


日常の些細な動きをスムーズに行えるのは、柔らかく可動域の広い股関節のおかげと言えます。普段から股関節を動かす習慣を身に着けるためにも、ストレッチを取り入れていくと良いでしょう。


しかし、そもそもストレッチの動作自体がつらくて行えないという人もいるのではないでしょうか。ストレッチ自体がつらい状態は骨盤が歪んでいることが考えられ、自力での矯正は限界があります。


ストレッチの効果を最大限に高め、普段から体型や体調の維持をするために、まずは骨盤矯正をすることをおすすめします。自分の現在の可動域を理解して、骨盤矯正とストレッチを効果的に組み合わせることが股関節の改善に最適です。

SHARE!

BLOG TOP